N_BIRDERの野鳥blog -麻布大学野鳥研究部OB-

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「クロアジサシ」

~昨シーズン訪れた宮古島遠征より~ [探鳥3日目・最終日]059.gifAM11:30-PM2:00
☞エメラルドグリーンの海が眩しい -宮古遠征-

大潮の干潮時に合わせ、宮古島沖十数キロの岩礁地帯にあるアジサシのコロニーへ向かいました。
周囲0.5kmにも満たない小さな無人島です。
f0176070_2227142.jpg
ここは、2,000羽近いクロアジサシを中心に100羽強のマミジロアジサシの繁殖地です。その他、エリグロアジサシやベニアジサシが少数飛び回り、また、運が良ければごく少数のヒメクロアジサシに会うことが出来ます。
ただ、気象条件に左右されやすく年により個体数の変動は大きいようです。

今回は、撮影法についても少し触れながら振り返ろうと思います。


僕の場合、「こういう写真を撮りたい」と常に頭の中で出来上がった画を描くように意識しています。
そして、実際の撮影時には、被写体だけでなく背景に目を配るようにしています。こうすれば、自然と横構図・縦構図が選択出来、被写体を画面のどの位置に入れるかも決まってきます。




??干潮に現れた島の周辺で羽を休める少群
鳥視線の高さにカメラ位置を下げて撮るのが基本です。こうすれば、奥の水平線も映り込み遠近感も表現出きます。群れの中に飛び込んでくるクロアジサシのタイミングに合わせてシャッターを切ります。
「クロアジサシ」 夏鳥・L=42cm
f0176070_23115783.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3s+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR +TC17EⅡ
1/640s F8 ISO400





??青空をバックに舞い降りるシーンを広角的に狙う
青空をバックに撮ると単調な写真になりやすいです。浮かんでる雲を画面内に取り入れたりし変化を加えることが大切だと思います。このシーンでは、画面の下に海面を取り入れることで広がりを表現しました。
f0176070_23531948.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3s+NIKKOR AF-S70-200mmF2.8G ED VR
1/1250s F5.6 ISO400 *トリミング 


f0176070_2191661.jpg 

☞NG写真
青空バックだと単調になりやすい
このような時は出来ればアップで狙いたいです。












??青い海をバックに親子の姿を狙う
この場所での定番ショットと言えます。強い日差しがトップから降り注ぐ中、親鳥の頭頂部、ひな鳥の白い産毛、岩場のハイライト部の諧調に気を付けて露出を決定します。
f0176070_21374220.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3s+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR +TC17EⅡ
1/400s F8 ISO400


f0176070_22191269.jpg
☞NG写真
撮影場所(角度)によっては、バックがこのように写ります。右手前のボケも余計な映り込みです。













??ローアングルで遠近感を出しつつ、正面からの飛形を狙う
縦横無尽に飛び回るように見える鳥たちも、「よく通過するルート」があるようです。この時は、中央の岩場で休む個体の頭の上付近を複数個体が通過するのが目に留まりました。カメラをローアングルに構え、青空と岩場に植生する緑が映えるように構図をセッティング。リモートコントロールにて撮影しました。
f0176070_22283146.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD300+NIKKOR AF-S70-200mmF2.8G ED VR
1/400s F8 ISO400 *トリミング






??親子の姿をアップで狙う
この場所では至る所でこのような親子の姿を目にすることが出来ます。基本的に僕の好みの問題として、少し引き気味に周りの景色も取り込むことが多いのですが、シンプルに1枚押さえておこうと思いました。
f0176070_2121171.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD300+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR
1/1000s F6.3 ISO400


f0176070_2126366.jpg
☞NG写真
水平線を入れて、後ろに飛び交う個体を入れながら撮ってみましたが、主役がぼやけた写真になりました。前ボケの使い方も下手としか言いようがありません。


















??バックの写り込みに注意して親子の姿を狙う
この日は島を挟んで東西の雲の様子が大きく違いました。背景に大きな岩場を持ってくるような構図にし、霞んだグレーの海が極力写りこまないようにしました。この時の日差しの加減も手伝って柔らかな羽毛の質感が再現できたと思います。

因みに、事前に数冊確認したクロアジサシのページには「雛は普通1羽」と書いてありました。これは、めずらしいと思い2羽の雛が顔を上げてくれるのを待ちましたが、無理でした。
f0176070_21401255.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3s+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR
1/500s F6.3 ISO400

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by N_BIRDER | 2013-09-05 23:10 | 海上・岸・干潟

「エリグロアジサシ」

[探鳥初日]059.gifAM8:30-

早めに山林を後にし、島北西部に位置する池間周辺の断崖へ向かいました。
現地に着くと、目の前の綺麗な海は変わらずとも肝心なアジサシの姿が見当たりません。
この周辺ではコロニーを形成していないようです。
潮が引いてくれば砂浜で水浴びをする姿に会えるだろうと暫く待ちましたが、当てが外れました。

仕方がないので、車で海岸線に降りれそうな場所を探しながらアジサシ類の姿を探します。
何箇所か移動しながら、ようやく小さな岩礁で群れる「エリグロアジサシ」を確認しました。
彼らを激しく興奮させない距離を保ちながらベストなアングルを模索します。


やがて、岩礁の端に居る3羽が目に止まりました。
ペアリングの最中でしょうか。岩礁に羽を休める1羽のエリグロに2羽のエリグロが盛んにアプローチしていました。
それにしても、南国の海にとても映える美しい姿の持ち主です。


「エリグロアジサシ」 夏鳥・L=30cm 準絶滅危惧(NT)
f0176070_2351598.jpg

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NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/1250s F5.6 ISO400




**また、岩礁の下で羽を休める別の3羽のエリグロも印象的でした。たまには日差しを避けたいのでしょう。

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[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/1250s F5.6 ISO400



**繁殖期の特徴なのでしょうか?少し胸の辺りが淡いピンク色に見えました。
f0176070_2371620.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズでご覧いただけます。]
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by N_BIRDER | 2012-07-24 22:01 | 海上・岸・干潟

エメラルドグリーンの海が眩しい -宮古遠征-

突然blogの更新が途絶えてしまいました。
前触れも無く申し訳ありません。少し体調不良も重なり放置しておりました。

勿論、野鳥撮りを引退したわけではありませんが、blog更新の熱意はすっかり冷めました。笑

今回、2年ぶりに沖縄方面へ遠征したので、久しぶりにblog更新します。
一応、7-8回の更新を予定します。


さて、本題の宮古島!!4年ぶり2度目の訪問です。目的は、
美しい海をバックに舞う「アジサシ」類の撮影と、4年前に撮り損ねた「オオクイナ」をはじめ、「ミフウズラ」や「キンバト」「カラスバト」といったこの地ならではの野鳥達との出会いです。
まあ、早い話、リベンジですね。笑



今回は気合を入れて総重量50kg弱の装備で臨みました。
ボディはD3S/D3/D300。レンズは600mm/300mm/70-200mm/DX16-85mm/TC14EⅡ/TC17EⅡ
双眼鏡/スコープ/三脚×2/一脚/ブラインド一式/集音マイク/遠隔リモートという具合です。

因みに僕はANA派なので、宮古への直行便がありません。那覇を経由して夕方宮古へ入り、前泊。
翌朝からまるまる3日間の行程で、レンタカーの総走行距離は200km強。
最終便で家路につきました。



眼下に広がる「クロアジサシ」のコロニー。上空目の前に迫るは「マミジロアジサシ」
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[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S70-200mmF2.8G VRⅡ
1/200s F13 ISO400




紺碧の空をバックに舞う「エリグロアジサシ」
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[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/1250s F5.6 ISO400


-今回観察した種-
ベニアジサシ・エリグロアジサシ・コアジサシ・マミジロアジサシ・クロアジサシ・アオサギ・ダイサギ・アマサギ・チュウサギ・コサギ・クロサギ・ズグロミゾゴイ・オオクイナ・シロハラクイナ・バン・ツバメチドリ・リュウキュウコノハズク・リュウキュウアオバズク・ミフウズラ・カラスバト・キンバト・ズアカアオバト・キジバト・ホトトギス・リュウキュウツバメ・ヒヨドリ・イソヒヨドリ・リュウキュウサンコウチョウ・リュウキュウアカショウビン・スズメ・セッカ・メジロ・シジュウカラ・ハシブトガラス 以上34種
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by N_BIRDER | 2012-07-16 19:00 | 遠征探鳥日誌

「ベニアジサシ」

最近、鳥見に行けていません・・・ストレスが溜まります。(^_^;) 

もう一枚、宮古遠征から未更新の野鳥をUPします。
南国の青い海が似合うアジサシ類から、「ベニアジサシ」です。

この地域では、実に12種類ものアジサシ類の観察記録があるそうです。
彼らの姿は、エリグロアジサシ、コアジサシの次に多く観る事が出来ました。

ちなみに、「ベニアジサシ」は国内で観られるアジサシ類の中で、もっとも
尾が長いのが特徴です。とまっている時には尾が翼端よりずっと突き出しています。
個人的には、アジサシ類の中で、もっとも美しい姿だと思います。

「ベニアジサシ」 夏鳥・L=31cm・絶滅危惧Ⅱ類(VU)
f0176070_22335370.jpg

NikonD3+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR +TC14EⅡ
1/1250 F8 ISO400 *トリミング
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by N_BIRDER | 2009-07-08 22:36 | 海上・岸・干潟

「エリグロアジサシ」

宮古島シリーズ―第9弾(最終回)

最後は、宮古らしい青い海とともに優雅に飛んでいた「エリグロアジサシ」です。
絶滅危惧IB類

ここ宮古の周辺には幾つかの「ベニアジサシ」と「エリグロアジサシ」のコロニーが浮かんでいました。
でも、残念ながら、これだけ見た目がきれいな海も、中を覗くと珊瑚の白化被害が深刻なようです。
それから、勝手を言えば、宮古は島内全域が開拓され尽くされているような印象を持ちました。
勿論、地元で営んでいる方々の生活もあるのですが、農耕地ばかりで、とても森林地帯や湿地帯が少なかった事に驚きました。
今回姿を見せてくれたアカショウビンやサンコウチョウなどの生息域がこれ以上減少しない事を祈るばかりです。

あと、今回一番の目的であった「ズグロミゾゴイ」をじっくり観れなかったのが心残りです。
ま、次回また出かける口実にはなりますが。(^.^)

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NikonD3+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/400 F13 ISO200
f0176070_21413748.jpg

NikonD3+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR +TC14EⅡ
1/1250 F8 ISO400


f0176070_21415090.jpg

NikonD3+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR +TC14EⅡ
1/3200 F8 ISO320 *トリミング


f0176070_214251.jpg

NikonD3+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/2500 F8 ISO320 *トリミング


f0176070_21444018.jpg

NikonD3+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/1600 F8 ISO320 *トリミング


f0176070_21445492.jpg

NikonD3+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR +TC14EⅡ
1/2000 F8 ISO320 *トリミング
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by N_BIRDER | 2008-08-05 22:14 | 海上・岸・干潟

「コアジサシ」

先週末は「コアジサシ」目当てで出かけてきました。

が、残念なことに護岸工事が進んで一昨年訪れた時と景色が変わっていました。
一昨年はほぼ同じ時期に十数羽の「コアジサシ」の小群と営巣も確認出来ました。


今回はようやく1羽だけ確認する事が出来ました。

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NikonD300+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/2500 F5.6 ISO320 







一昨年は青空のもと優雅に飛び交っていました。
f0176070_2282059.jpg

NikonD200+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR
1/1000 F4.5 ISO100 *トリミング
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by N_BIRDER | 2008-07-21 22:19 | 海上・岸・干潟
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■1992-95在籍「K.N」です。卒業後、暫く距離を置きましたが、数年前に再開しました。この世界は素晴らしい!■首都圏甲信越中心にマイペースで楽しんでいます。■掲載写真は注釈なき場合はノートリミングです。


by N_BIRDER
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