「キヅタアメリカムシクイ」
英名「Yellow-rumped Warbler」
この鳥は、主に北米を中心に生息しているようですが、調べてみると、「Audubon's -喉が黄色い種」と「Myrtle-喉が白い種」の2亜種がもっともポピュラーのようです。(其々独立種という見解もあるようです。)
今回、日本で初観察を記録したのは、後者「Myrtle-喉が白い種」です。
この種は、北米全域(東部が多い)に広く分布していて、アメリカムシクイの仲間ではもっとも生息域が広く、渡りをします。繁殖は、カナダを中心に北はアイスランドからグリーンランドまで記録があり、越冬は中米を越えて南米まで確認されているようです。
仮に、今回の「Myrtle-喉が白い種」が野生個体とすると、カナダ~アラスカ周辺で生まれ、南下して日本に飛来したという考えも成立するかもしれませんね。
ちなみに、「Audubon's -喉が黄色い種」は北米西海岸が主だった生息域で「Myrtle-喉が白い種」ほど広範囲に分布していないようです。と言うことは、今後も日本に飛来する可能性は極めて低いと言えるのかもしれませんが、それは、判りませんからね・・・一度会ってみたいものです。
「キヅタアメリカムシクイ」 迷鳥/冬鳥 L=14cm
[画像クリック頂くと、少し大きなサイズでご覧いただけます。]
㊦リンク先から囀りを聞くことが出来ますが、かなりの歌い手かも。笑
であれば、雰囲気だけでも〝囀りシーン"ということで、撮った写真です。笑
http://identify.whatbird.com/obj/154/_/Yellow-rumped_Warbler.aspx
腰と胸側、頭頂の3箇所に黄色い部分があるのが特徴的ですね。
[画像クリック頂くと、少し大きなサイズでご覧いただけます。]
♂なのか、♀なのか・・・
米国の写真をみると、♂成鳥でないことは間違いない。
詳しい方の説明によると、どうやら、尾羽の先の白班で識別できるようです。
下の写真のように尾羽左右3枚目まで白斑がみられます。これが、♂にみられる特徴で、♀の白班は2つまで。
どうやら、♂若鳥のようです。
3箇所の黄色部に、あわよくば、尾の白班も加えて同時に写真に収めたいのが心情です。
なおかつ、画面構成も考えると立ち位置は数箇所に絞り込まれます。そこで、ファインダーに飛び込んでくるのをひたすら待ちましたが、一度も来ませんでした。
それにしても、最初に見つけた方は本当に凄いです。頭が下がります。
*もし、記述内容に誤った部分があった場合は、ご了承ください。
[画像クリック頂くと、少し大きなサイズでご覧いただけます。]
撮影データ:
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR +TC14EⅡ(TC17EⅡ)
ISO800(ISO1000) *一部トリミング
この鳥は、主に北米を中心に生息しているようですが、調べてみると、「Audubon's -喉が黄色い種」と「Myrtle-喉が白い種」の2亜種がもっともポピュラーのようです。(其々独立種という見解もあるようです。)
今回、日本で初観察を記録したのは、後者「Myrtle-喉が白い種」です。
この種は、北米全域(東部が多い)に広く分布していて、アメリカムシクイの仲間ではもっとも生息域が広く、渡りをします。繁殖は、カナダを中心に北はアイスランドからグリーンランドまで記録があり、越冬は中米を越えて南米まで確認されているようです。
仮に、今回の「Myrtle-喉が白い種」が野生個体とすると、カナダ~アラスカ周辺で生まれ、南下して日本に飛来したという考えも成立するかもしれませんね。
ちなみに、「Audubon's -喉が黄色い種」は北米西海岸が主だった生息域で「Myrtle-喉が白い種」ほど広範囲に分布していないようです。と言うことは、今後も日本に飛来する可能性は極めて低いと言えるのかもしれませんが、それは、判りませんからね・・・一度会ってみたいものです。
「キヅタアメリカムシクイ」 迷鳥/冬鳥 L=14cm
[画像クリック頂くと、少し大きなサイズでご覧いただけます。]
㊦リンク先から囀りを聞くことが出来ますが、かなりの歌い手かも。笑
であれば、雰囲気だけでも〝囀りシーン"ということで、撮った写真です。笑
http://identify.whatbird.com/obj/154/_/Yellow-rumped_Warbler.aspx
腰と胸側、頭頂の3箇所に黄色い部分があるのが特徴的ですね。
[画像クリック頂くと、少し大きなサイズでご覧いただけます。]
♂なのか、♀なのか・・・
米国の写真をみると、♂成鳥でないことは間違いない。
詳しい方の説明によると、どうやら、尾羽の先の白班で識別できるようです。
下の写真のように尾羽左右3枚目まで白斑がみられます。これが、♂にみられる特徴で、♀の白班は2つまで。
どうやら、♂若鳥のようです。
3箇所の黄色部に、あわよくば、尾の白班も加えて同時に写真に収めたいのが心情です。
なおかつ、画面構成も考えると立ち位置は数箇所に絞り込まれます。そこで、ファインダーに飛び込んでくるのをひたすら待ちましたが、一度も来ませんでした。
それにしても、最初に見つけた方は本当に凄いです。頭が下がります。
*もし、記述内容に誤った部分があった場合は、ご了承ください。
[画像クリック頂くと、少し大きなサイズでご覧いただけます。]
撮影データ:
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR +TC14EⅡ(TC17EⅡ)
ISO800(ISO1000) *一部トリミング
by N_BIRDER
| 2010-04-07 21:07
| 海上・岸・干潟