N_BIRDERの野鳥blog -麻布大学野鳥研究部OB-

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「クロアジサシ」

~昨シーズン訪れた宮古島遠征より~ [探鳥3日目・最終日]emoticon-0158-time.gifAM11:30-PM2:00
☞エメラルドグリーンの海が眩しい -宮古遠征-

大潮の干潮時に合わせ、宮古島沖十数キロの岩礁地帯にあるアジサシのコロニーへ向かいました。
周囲0.5kmにも満たない小さな無人島です。
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ここは、2,000羽近いクロアジサシを中心に100羽強のマミジロアジサシの繁殖地です。その他、エリグロアジサシやベニアジサシが少数飛び回り、また、運が良ければごく少数のヒメクロアジサシに会うことが出来ます。
ただ、気象条件に左右されやすく年により個体数の変動は大きいようです。

今回は、撮影法についても少し触れながら振り返ろうと思います。


僕の場合、「こういう写真を撮りたい」と常に頭の中で出来上がった画を描くように意識しています。
そして、実際の撮影時には、被写体だけでなく背景に目を配るようにしています。こうすれば、自然と横構図・縦構図が選択出来、被写体を画面のどの位置に入れるかも決まってきます。




??干潮に現れた島の周辺で羽を休める少群
鳥視線の高さにカメラ位置を下げて撮るのが基本です。こうすれば、奥の水平線も映り込み遠近感も表現出きます。群れの中に飛び込んでくるクロアジサシのタイミングに合わせてシャッターを切ります。
「クロアジサシ」 夏鳥・L=42cm
f0176070_23115783.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3s+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR +TC17EⅡ
1/640s F8 ISO400





??青空をバックに舞い降りるシーンを広角的に狙う
青空をバックに撮ると単調な写真になりやすいです。浮かんでる雲を画面内に取り入れたりし変化を加えることが大切だと思います。このシーンでは、画面の下に海面を取り入れることで広がりを表現しました。
f0176070_23531948.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3s+NIKKOR AF-S70-200mmF2.8G ED VR
1/1250s F5.6 ISO400 *トリミング 


f0176070_2191661.jpg 

☞NG写真
青空バックだと単調になりやすい
このような時は出来ればアップで狙いたいです。












??青い海をバックに親子の姿を狙う
この場所での定番ショットと言えます。強い日差しがトップから降り注ぐ中、親鳥の頭頂部、ひな鳥の白い産毛、岩場のハイライト部の諧調に気を付けて露出を決定します。
f0176070_21374220.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3s+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR +TC17EⅡ
1/400s F8 ISO400


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☞NG写真
撮影場所(角度)によっては、バックがこのように写ります。右手前のボケも余計な映り込みです。













??ローアングルで遠近感を出しつつ、正面からの飛形を狙う
縦横無尽に飛び回るように見える鳥たちも、「よく通過するルート」があるようです。この時は、中央の岩場で休む個体の頭の上付近を複数個体が通過するのが目に留まりました。カメラをローアングルに構え、青空と岩場に植生する緑が映えるように構図をセッティング。リモートコントロールにて撮影しました。
f0176070_22283146.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD300+NIKKOR AF-S70-200mmF2.8G ED VR
1/400s F8 ISO400 *トリミング






??親子の姿をアップで狙う
この場所では至る所でこのような親子の姿を目にすることが出来ます。基本的に僕の好みの問題として、少し引き気味に周りの景色も取り込むことが多いのですが、シンプルに1枚押さえておこうと思いました。
f0176070_2121171.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD300+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR
1/1000s F6.3 ISO400


f0176070_2126366.jpg
☞NG写真
水平線を入れて、後ろに飛び交う個体を入れながら撮ってみましたが、主役がぼやけた写真になりました。前ボケの使い方も下手としか言いようがありません。


















??バックの写り込みに注意して親子の姿を狙う
この日は島を挟んで東西の雲の様子が大きく違いました。背景に大きな岩場を持ってくるような構図にし、霞んだグレーの海が極力写りこまないようにしました。この時の日差しの加減も手伝って柔らかな羽毛の質感が再現できたと思います。

因みに、事前に数冊確認したクロアジサシのページには「雛は普通1羽」と書いてありました。これは、めずらしいと思い2羽の雛が顔を上げてくれるのを待ちましたが、無理でした。
f0176070_21401255.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3s+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR
1/500s F6.3 ISO400

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# by N_BIRDER | 2013-09-05 23:10 | 海上・岸・干潟

北海道での出来事&PC環境とお勧め周辺機器

〔北海道での出来事〕

考えてみれば、随分といい加減な画像保存管理だったと反省しています。
北海道遠征中、実は、HDDのクラッシュに見舞われました。

僕は、普段、泊りがけの遠征にはEPSON製「フォトストレージP-5000」を携帯していて、CFカードの撮影画像が溜まれば、これにダウンロード。そして、再びCFカードをフォーマットして繰り返し使っていました。f0176070_2341579.jpg
今までは、これで問題は無かったのですが、遠征最終日前夜、気が付いたらストレージ内にあるはずの画像が一部消えていました。


ツノメドリにギンザンマシコ・・・青ざめましたね。emoticon-0106-crying.gif
画像が間違いなくコピー出来ていたのも確認していたし、勿論、ストレージ本体をぶつけたり落としたりもしていないのに・・・!




で、帰宅してから、EPSONサポートに電話したら、画像の復元は一切出来ません。あくまで、バックアップ用途としてご使用下さいとの回答。まあ、メーカーとしては当然の反応なのでしょうか。

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仕方が無いので、Jungie社製の☞「データ完全復元PRO13」なるソフトを購入。因みに、このソフトは事前にHP上の体験版で復元の見込みをチェック出来るのがありがたい。

早速、インストールして、スキャン開始。3-4時間で完了。スキャン結果を祈るように各フォルダをクリックしていくと画像が消えていた対象のフォルダらしきものが出てきました。おそるおそるそのフォルダを復元すると、オ~見事に行方不明となっていた画像が現れました。結果的には、100%復元できた訳ではありませんが、ほぼ満足のいく結果が得られました。よかった~emoticon-0100-smile.gif

メモリーも以前と比べ安くなりましたし、買い増しして、これからはPCに落とすまでメモリーカードの画像を消去しないようにしたいと思います。




〔PC環境とお勧め周辺機器〕
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win8 64bit
Core™ i7-4770
32GB
AMD Radeon™ HD 7750
SSD 128GB+HDD 3TB
外付HDD(2TB×2)RAID1
外付HDD(1TB×2)






SSDは兎に角、起動、シャットダウンが高速で、ストレスフリーです。
モニターは、メインがNEC製LCD2690WUXi(BK)、サブがDELL製U2212HMです。

メインモニターは通常web用途では、色温度6500K、ガンマ2.2、輝度100cd/㎡に設定。
プリント用途では、色温度5200K、ガンマ2.0、輝度100cd/㎡に設定してキャリブレーション使しています。
一方、サブモニターはTV視聴やyoutube等々の閲覧に使っています。
まあ、デュアルモニターは一度使ったらシングルには戻れません。お勧めです。


ここで、お勧めの周辺機器をご紹介します。

☞〔エルゴトロン製モニターアーム45-241-026〕
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サブモニターに使用。兎に角、作りが丈夫で可動域が広く任意の場所でピタリと止まります。webサイト閲覧には縦位置、TV視聴には横位置等と使い分けていますが、手前に引き出して画面位置を下げれば、寝転がりながらのDVD鑑賞にもってこいです。また、収納時に縦位置で奥に引っ込めればデスク周りもすっきりします。
web上では、開梱から設置、使い勝手まで詳しくレポートしているblogなどもありますので、興味のある方は検索してみてください。
☞yodobashi.com




☞〔ラトックシステム製HDケースRS-EC32-U3R〕
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USB3.0、ミラーリング対応の3.5インチHDD2台用のケース。専用の管理ソフトでRAIDの作成からHDDの状態まで監視できる優れものです。コストパフォーマンスが非常に高いのも魅力的です。
☞yodobashi.com






☞〔BOSE製スピーカーSoundLink Mini Bluetooth speaker 〕
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こちらは、7月に発売された新製品ですが、手のひらに収まるような驚くべきコンパクトサイズです。サウンドもBOSEらしい低音が響くサイズからは想像できないレベルを実現していると思います。
ブルートゥースもやはり便利ですね。デスク上がすっきりしますし、手軽に車内に持ち込んだり重宝しています。
☞Bluetoothスピーカー比較
☞yodobashi.com
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# by N_BIRDER | 2013-08-31 17:00 | 番外編

「ツノメドリ」

この日の落石周辺海域は、朝から深い霧に包まれていました。
特に「ユルリ・モユルリ島」周辺は、うねりも高く危険ということで、ユルリ島の近くまで行って引き返す変則航行となりました。

通常時は、2島をぐるりと周遊します。☛2011年6月 こんなに天気が良かったんだ・・・

ガイドさんも今どの辺にいるか判らないとボヤく程の条件だったようで、いつまで経っても、島影もまったく見えず、内心、失敗したなぁ~と思っていました。

しかし・・・、本当に幸運でした。今回一番会いたかった「ツノメドリ」を確認。
更に嬉しい事に何故か十数分間島影が目視出来るほどに霧も晴れ、ユルリ島をバックに撮影出来ました。

距離はありましたが、数羽の「エトピリカ」と行動を共にしていました。
お腹が真っ白なので識別は容易です。体の大きさも一回り小さいようです。「エトピリカ」よりも低い位置を飛んでいました。ツノ模様の目も判りました。
因みに、エトピリカと違いまだ繁殖の確認はとれていないとの説明でしたが、将来的に定住してくれると嬉しいですね。

「ツノメドリ」 L=36cm
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[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3s+NIKKOR AF-S300mmF2.8G ED VR +TC17EⅡ
1/800s F6.3 ISO800



「エトピリカ」2011年6月撮影
f0176070_22511814.jpg

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# by N_BIRDER | 2013-08-22 00:00 | 海上・岸・干潟

「ノゴマ」

初夏の北海道を代表する一種、「ノゴマ」です。
この鳥の名の由来は、'原野に棲むコマドリ'です。やはり、とても声量がありますね。
1枚目は夕刻の峠のハイマツ帯にて。小さな虫を咥えていました。
2,3枚目は、早朝霧で包まれた港周辺にて。運よく霧も晴れてくれました。

「ノゴマ」 ♂ 夏鳥 L=16cm
f0176070_23132118.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/1250s F5.6 ISO400


f0176070_23174511.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR+TC14EⅡ
1/500s F8 ISO640


f0176070_23183765.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/640s F5.6 ISO400

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# by N_BIRDER | 2013-08-20 00:00 | 市街・雑木林・畑・草地

「ギンザンマシコ」

午後3時をまわり目的の峠につくと、霧は晴れているものの、かなり強い風が吹いていました。
こうなると、この鳥は姿を現してくれません。
聞けばここ数日ずっと芳しくない状況が続いているようです。

振り返れば、これが良かったのかもしれません。5時半をまわると風がピタリと吹き止みました。
一斉に鳥たちが活発に動き出します。ノゴマ・アオジ・カワラヒワ・・・。
目的のギンザンマシコも姿を現し、早速、ハイマツの実をむさぼります。あの固い実にかぶりつく姿は意外な迫力を感じます。

翌朝も時折濃霧に包まれるものの、薄日も差す程良いコンディション。
営巣の為に小枝を運ぶ♀や、活発に動き回り、時折口笛のような短い囀りをする♂。一度♂の若鳥も姿を見せてくれました。
下界は繁殖も終わるころですが、この場所はこれからが繁殖期のようです。

「ギンザンマシコ」 漂鳥・L=20cm
f0176070_18561591.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/400s F4.5 ISO640


f0176070_1905423.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/400s F5 SO1000


f0176070_1923092.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR + TC14EⅡ
1/160 F8 SO640


f0176070_1934161.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/200 F5.6 ISO800


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[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/250 F4.5 ISO800


f0176070_197192.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/1600 f4.5 ISO640


f0176070_199191.jpg

[画像クリック頂くと、少し大きなサイズ&若干シャープな画像でご覧いただけます。]
NikonD3S+NIKKOR AF-S600mmF4G ED VR
1/2000 f5.6 ISO1000

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# by N_BIRDER | 2013-08-19 00:00 | 亜高山・高山
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■1992-95在籍「K.N」です。卒業後、暫く距離を置きましたが、数年前に再開しました。この世界は素晴らしい!■首都圏甲信越中心にマイペースで楽しんでいます。■掲載写真は注釈なき場合はノートリミングです。


by N_BIRDER
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